古くから弊社のある高千穂町は「神々の里」と言われ、伝記に登場する「天照大神」からこの名が付けられた天照は開運の意味もあるとされています。澄んだ甘い香りをほのかに放ちながらも、軽やかにすっきりとした旨さのそば焼酎です。
タンクや樽に入れ、3年以上寝かせた焼酎は「長期貯蔵酒」になります。
神楽酒造では、樽貯蔵した焼酎を長期貯蔵酒として製造・販売しています。
樽貯蔵酒の特長は何と言ってもそのまろやかさと芳香。長年寝かせる事により得られるまろやかさに木の芳香が加わって、何とも言えない味わいを醸します。
樽に貯蔵していると、木の呼吸により年間1〜3%ほど中身の焼酎が揮発します。誰が飲んだわけでもなく、自然に減っていく事から、天使が飲んだ「天使のわけまえ」と言います。
蕎麦焼酎天照を樽に貯蔵する事3年!
その原酒の芳香は、樽の香りと相まって琥珀色のまろやかな蕎麦焼酎長期貯蔵酒として生まれ変わります。
口に含むと蕎麦焼酎特有の香りと柔らかな甘さが広がり、それでいて飲みやすく、後味もスッキリし蕎麦の味がふんわり漂います。
アルコール40%で味わう独特の香りと鋭い切れ味が存分に楽しめる逸品。
瓶の外側に樽をイメージしたパッケージを巻き、風格を演出。
焼酎では珍しい機械栓を採用し、その品格でご贈答用に選ぶお客様も増えています。
まろやかで芳醇な香りが特徴の「天照セレクト」。長期のリピーターも多く、高千穂のトンネル貯蔵庫で3年以上熟成させた本格そば焼酎。
40度という高いアルコール度数であるのにもかかわらず、非常にまろやか。白ワインにも似たフルーティーでマイルドな味わいが特徴で、香りも良くワンランク上の焼酎です。
そば焼酎の味は、とても上品かつ口当たりがマイルドで、また、ほんのりとした甘みが感じられるところが特徴です。
醗酵を終えたモロミは、最後の蒸留の工程を経てそば焼酎の原酒として生まれます。神楽酒造はその蒸留もこだわりの蒸留方法を採用しています。
モロミを低温(48℃〜55℃)で沸騰させ蒸留します。高温での蒸留は行わない為、熱で変性しないモロミの旨味が原酒にそのまま残ります。
ほのかなそばの香りとやさしい口当たりで料理を邪魔しないそば焼酎は、ジューシーな肉料理(豚肉のしょうが焼きなど)や、辛味のきいた料理とも合います。また、魚介類のにおいを消す作用があり、牡蠣フライなどとも美味しくいただけます。
【おすすめの飲み方】
水割り、ロック、ソーダ割り、お湯割りの他、そばの茹で汁「そば湯」で割る飲み方もおすすめです。
昭和50年代初期の本格焼酎の爆発的なヒットをつくったのが、「そば焼酎天照」でした。
私がまだ中学校の頃でした。テレビで流れるCMソングを今でも懐かしく思い出します。
今そのそば焼酎天照の製造をしているのが自分だと思うと身の引き締まる思いがします。
そして毎日が緊張の連続です。
お客様から「美味しかった」の一言が嬉しくて、仕事に打ち込んでいます。